【2023の顔】宮崎 幾笑 MF 背番号28/注目浴びると燃える

 
みやざき・きわら 群馬県みなかみ町出身。ザスパ草津U―15、新潟U―18を経て新潟でJデビュー。身長176センチ、体重65キロ。25歳。

 攻撃で違いを見せる技巧派の右サイドハーフ。「幾笑(きわら)」の名前には「たくさん笑ってほしい」という意味が込められている。「(名前由来は)よく聞かれます」

 出場機会を求め、J2ファジアーノ岡山から期限付き移籍した。「体づくりに目を向けて過ごしている。良い意味で特殊なチームなので時間はかかると思うが、自分の色もチームに合うと思う」と意気込む。

 アルビレックス新潟U―18(18歳以下)在籍時、トップチームの監督が見学した試合で好パフォーマンスを見せ、トップチームの練習に呼ばれたという。これがプロの道を歩み出すきっかけとなった。表情には出ないが、注目されると「燃えるタイプ」だ。

 J1、J2の強豪を知る存在でもある。2020年シーズンはFC東京でルヴァンカップ優勝を経験。昨季の岡山ではJ1参入プレーオフ出場圏内の3位だった。次は「リーグ優勝を経験したい」と、チームへの貢献を誓う。

 趣味はキャンプ。FC東京時代に道具一式をそろえ、チームメイトと出かけた。新型コロナウイルス感染拡大以降は行くことができていないが、復活の機を見計らっている。