【2023の顔】山口 大輝 MF 背番号14 /攻撃のリズムつくる

 
やまぐち・だいき 埼玉県出身。西武台高、流通経済大卒。弟の豪太はU―16日本代表などに選ばれた。175センチ、68キロ。25歳。

 豊富な運動量と高い技術力を強みに、連係プレーなどで攻撃のリズムをつくる中盤。4年目を迎えた今季は第2節から4試合連続で先発出場し、好スタートを切った。その後は膝のけがで離脱したものの「体の状態もだいぶ良くなってきている。昨年以上の成績を残したい」と意気込む。

 昨季は22試合に出場、3得点と存在感を示した。「周りと連係しながら自分の色を出し、攻撃のアクセントになれたと思う」と手応えを感じ、さらなる飛躍を誓う。

 サッカーを始めたのは幼稚園の年中から。周りの友人らがやっていたため興味を持ち、気付いたらその楽しさからボールを蹴り続けていた。2人の弟もサッカーをしており、高校1年生の一番年下の弟は年代別の日本代表に選ばれるまでに成長。「自分が大学の寮に入っている間に大きく成長していた。弟の活躍はうれしい」と喜びを口にしつつも「サッカー界では弟の方が有名なので名前負けしないようにしたい」と弟の活躍が刺激になっている。

 今後の目標を「得点とアシストに絡む活躍をし、チームの順位を少しでも上げて地域を盛り上げていきたい」と語った。