【2023の顔】宮本 英治 MF 背番号6 /数字に表れる選手へ

 
みやもと・えいじ 福岡県出身。富岡高(JFAアカデミー福島)、国士舘大卒。今季から「腸活」に励む。173センチ、69キロ。24歳。

 大卒ルーキーとして加入し今季で3年目、いわきで最も代えがきかない選手の一人に成長した。「いわきではもう若くない」と、強い気持ちでチームを率いる。

 チーム随一の豊富な運動量を生かした、攻守に広く関わるプレーが最大の強み。主将のMF山下優人と不動の中盤コンビを組み、JFLで30試合、J3では全試合に出場した。今季も累積警告による出場停止1試合を除いた全試合で、フル出場を果たしている。

 洋服にはこだわりがある。「飽き性だからいろいろな格好をしたい。ブランドは気にしない。安くても良いものがある」と信条を語る。部屋の模様替えも好きで、昨年は3度、家具の配置を変えた。気分転換を兼ねており、季節に合わせた観葉植物も置いているという。学生時代は親元を離れての寮生活が長かったため「自分の空間づくりをするようになったのかも」と語る。

 目標はゴールとアシストで10点に関わることだ。「今までは陰で支えるプレーをしていたが、もっと数字に表れる選手にならないといけない。今までだったらパスを選んでいたところでシュートを選んだり、そういったエゴも必要になる」と意気込む。