【2023の顔】家泉 怜依 DF 背番号4 / 対人戦強い守備の要

 
いえいずみ・れい 高松市出身。藤井学園寒川高、流通経済大卒。自身へのご褒美は甘いコーヒー飲料。185センチ、85キロ。23歳。

 恵まれた体格を生かして空中戦で強さを発揮する大卒2年目のセンターバック。昨季J3では欠場は1試合のみで33試合に出場し、ベストイレブン入りした。今季は2年連続のリーグベストイレブンを目標に据え、現在のところ全試合出場中だ。「J2は相手のプレスが速く、パスが通りづらい。ファーストタッチや次を考えたプレーを心がけている」。厳しい戦いが続く中、守備の要は連係の質の向上など、さらなるレベルアップを目指す。

 体づくりには力を入れるが、食事はストレスなく楽しみたいと考えている。「以前、ささみ肉とかを食べる生活を送っていたが、長続きしなかった」。今季は無理のない食事制限に取り組む。

 子どもの頃から釣り好き。実家の近くに池があり、よく通っていた。「ブルーギルでブラックバスを釣っていた」と懐かしむ。同じく釣り好きのDF石田侑資とは仲がいい。

 「自分のユニホームを着てくれているサポーターを見ることがあまりない」と、ファン獲得に燃える。「皆さんが思う以上にしゃべるし、気さくなので、(自分のことを多くの人に)知ってほしい」