「いわきFCフィールド」オープン 地域活性化の一翼に期待

サッカーJリーグ参入を目指す、いわきFCの練習拠点「いわきFCフィールド」が20日、いわき市常磐上湯長谷町にオープンした。来季県社会人リーグ1部でプレーする選手の練習環境の充実につながるだけでなく、未就学児を対象にしたスポーツ教室などにも活用され、地域活性化の一翼となることも期待される。
現地で式典が行われ、いわきFCの親会社で、米スポーツ用品メーカー「アンダーアーマー」の日本総代理店「ドーム」の今手義明専務があいさつ。チームを運営する「いわきスポーツクラブ」の大倉智社長は選手と共に支援に感謝しながら「スポーツをすることの喜びを提供して、多くの人の笑顔があふれる場所にしたい」と話した。その後、今手専務、大倉社長はじめ関係者がテープカットした。
県、日本サッカー協会主催のサッカー教室も開かれ、いわきFCとJFAアカデミー福島の選手が約100人の子どもたちと真新しい人工芝の上でボールを追い掛けた。ファンクラブ会員を対象とした「いわきFCフェス」も開催され、約500人のサポーターがトークイベントや選手とのPK、フットサル対決などを楽しんだ。
いわきFCフィールドはドームの物流センター「ドームいわきベース」の敷地内に整備され、面積は約1万3000平方メートル。サッカーコート1面とフットサルコート2面にはココナツヤシなどの天然素材を約8割使用。ナイター照明を備え、約400人収容の屋根付き観客席もある。クラブハウスは来年4月の完成予定。選手は21日から練習を開始する。
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