雪辱期す!いわきFC、イレブンらが熱き思い 天皇杯県予選

2年連続の決勝進出を決め、サポーターに喜びを表すいわきFCイレブン=2日午後、相馬光陽サッカー場
相馬市の相馬光陽サッカー場で2日に行われたサッカーの第22回県選手権大会・第97回天皇杯全日本選手権県代表決定戦準決勝を制したいわきFC(県社会人リーグ1部)。昨年の決勝で敗れた福島ユナイテッドFC(J3)との頂点を懸けた戦いに向けて、選手やサポーターが闘志を高めている。
「昨年は勝てそうな試合を落とし悔しい思いをした。内容が良くても、僕たちは負けた。今回は結果を出したい」。今季公式戦に初出場したGK大野将弥選手(23)は決勝での「勝利」へ熱い思いをみなぎらせる。
勝利への思いはサポーターも同じだ。今大会、全試合の会場に訪れて声援を送っているいわき市の女性は「とにかく『勝利』にこだわって昨年の借りを返し、いわきの名をとどろかせてほしい」と勝利を願う。
田村雄三監督は「いわきFCの存在意義を含め、自分たちがやろうとしている攻撃的なサッカーをして、観客に楽しんでもらいたい。結果はおのずとついてくる」とあくまでも自分たちのサッカーを貫く構えだ。チームのかじを取る大倉智総監督(いわきスポーツクラブ社長)は「決勝で勝ち、いわきを全国に知らせたい」と地域の応援に応える活躍を約束した。
将来のJリーグで県勢同士が戦う「福島ダービー」実現に向けた第一歩となる決勝戦。国内サッカーの最高峰J1を目指す両クラブの意地が再びぶつかる。
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