いわきFCパーク、10日・4店舗先行開業 直営アウトレットなど

 

 サッカーJリーグ参入を目指すいわきFC(県社会人リーグ1部)を運営する、いわきスポーツクラブ(大倉智社長)が整備を進めてきた国内初の商業施設複合型クラブハウス「いわきFCパーク」が10日、いわき市常磐上湯長谷町釜ノ前にオープンする。一般開放する商業エリアの4店舗が先行開業する。

 10日に開業するのは、県内初のアンダーアーマー直営アウトレットのほか、地ビール21種類を提供するイタリア料理店、オフィシャルカフェ、英会話教室。午前9時45分から同パークで式典を行い、同10時にオープンする。

 チームカラーの赤が外観のクラブハウスに入る商業施設は、飲食店やスポーツジムなど東北初出店を含め9店舗。専用グラウンド「いわきFCフィールド」側はガラス張りで、観戦しながら飲食できる。1階には、同クラブと福島民友新聞社が共同運営するプロモーションコーナーも開設。チームのオフィスや選手のロッカールームなども入る。

 全面開業は店舗がそろう7月15日。同パークは、同クラブの親会社ドームの物流拠点「ドームいわきベース」に隣接、一般利用者は同社駐車場を利用する。