いわきFC、主導権奪えず ユニバーシアード日本代表と練習試合

 
ユニバーシアード男子サッカー日本代表のペースで試合が進み、いわきFCが0点に抑えられた練習試合

 いわきFC(県社会人リーグ1部)は9日、いわき市のいわきFCフィールドで大学生でつくるユニバーシアード男子サッカー日本代表と練習試合を行い、0―3で敗れた。

 60分1試合を行った。いわきは先制を許すと、来季からベガルタ仙台(J1)に加入するジャーメイン良(流通経済大4年)に追加点を奪われた。いわきはボールを支配され、思うように前線に運ぶことができず、無得点で終わった。

 いわきの田村雄三監督は「(いわきの)選手はフィジカルトレーニングを2時間30分行った後に行った試合だったが良く動けていた。結果よりもまだまだ伸びしろがあると感じた」と振り返った。

 同代表の宮崎純一監督は「いわきFCのようなフィジカルが強いチームとの試合も想定されるため、代表選手にとって良い経験を積むことができた」と話した。

 同代表は18日に開幕するサッカーの第29回ユニバーシアード競技大会・台北大会に向けて10日までの3泊4日で、いわき市で直前合宿を行っている。