いわきFCパーク・鈴木直樹館長に聞く 「感動できる施設に」

 
「訪れた人の満足度を高めたい」と話す鈴木館長=いわき市・いわきFCパーク

 いわきFCパーク館長の鈴木直樹さん(34)は福島民友新聞社のインタビューに応じ「施設を核としていわきFCとともに地域を元気にしたい」と語った。

 ―この2カ月の感触は。
 「地元に立派な施設ができたことが素直にうれしい。社会人からファミリー層が来場者の中心と想定していたが、意外にも年配の方にも多く来場してもらい、関心の高さを感じている」

 ―今後の展開は。
 「いわきFCの試合がある休日は400席ある観客席が埋まるほどだが、今後は平日の夜にも多くの人に足を運んでもらいたい。仕事や学校帰りの若者らがリフレッシュする場になればと思う」

 ―館長として今後の思いは。
 「いわき市の新たなシンボルとして、いわきFCとパークが地域と連携し『いわき市を東北一の都市にする』という理念を実現したい。訪れた人がわくわく、感動する施設を目指し、満足度を高めていく」

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 すずき なおき 1982(昭和57)年生まれ、いわき市出身。磐城高卒。アパレル会社勤務後、2011年、友人が設立したベンチャー企業「47PLANNING(ヨンナナプランニング)」に入社。いわきスポーツクラブから業務委託を受け、今年6月からいわきFCパークの管理運営に携わる。