「日本一のチームづくり」を いわきFC・田村監督が意気込み

 
新シーズンに向けて抱負を述べる田村監督

 いわきFCを指揮する田村雄三監督(35)は9日、福島民友新聞社のインタビューに応じ、監督2季目の意気込みを語った。

 ―今季の抱負は。
 「もっと自分自身が、サッカーに限らず筋力強化や栄養面など、全て理解して選手と関わりたい。今年は『日本一のチームづくり』の1年。プレー環境やスタッフの体制、練習に臨む準備も含めて、選手をサポートしていきたい」

 ―選手に求めることは。
 「自己実現をスローガンに掲げた。選手はこれまで以上にグラウンドでサッカーに向き合い、自分を表現していかなければならない。仕事や掃除、休むことも食べることもプレーと同じくしっかり行い、選手としての役割を果たしてほしい」

 ―初練習の感触は。
 「契約を結んだ全選手24人が参加し、初日にしては雰囲気が良かった。昨年の結果は満足していないし、昨年を上回る結果を求める。相手の自由を奪う守備や、ゴール前の動きやシュートの精度など課題はたくさんある。選手を鍛え、クラブが目指す『日本のフィジカルスタンダードを変える』という目標実現に向けて新シーズンに挑む準備をしたい」