いわきFC「巨大応援幕」が完成 選手鼓舞、サポーター会制作

披露された縦8メートル、横33メートルの巨大応援幕=5日午前、いわき市・いわきFCフィールド
東北社会人サッカーリーグ2部南のいわきFCサポーターでつくる「いわきFCを応援する会」が制作していた巨大応援幕が完成、5日に同チームの拠点のいわきFCフィールドで初めて披露された。いわき市を拠点にJリーグ参入に向けて戦うチームを大きく後押しする、サポーターたちの新たなシンボルが誕生した。
チームカラーである「KINGレッド」が基調の応援幕は縦8メートル、横33メートル。同市遠野町に常設美術館があり、ダウン症の書家として知られる金沢翔子さんが揮毫(きごう)した「一戦必勝」の文字が力強く描かれた。「WALK TO THE DREAM(ウォークトゥザドリーム)」のチームスローガンも添えられ、その文字は制作に協力した個人や団体のほか、市内の小中学校の名称で埋められた。
現在トーナメントが行われている第23回県サッカー選手権大会・天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権県代表決定戦で、13日に福島市で行われる決勝にチームが勝ち進んだ場合、試合会場に掲示する予定だ。また、今後上位カテゴリーへの昇格が懸かる試合など「大一番」で掲げ、ピッチで戦う選手を鼓舞する。
実行委員長の野田昇さんは「市民の熱い思いを乗せた。チームに活躍してもらいたい」とあいさつ。チームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長が「オールいわきで頑張っていきたい」と述べた。同会顧問の岩城光英元参院議員もあいさつした。
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