いわきFC決勝へ、3年連続福島ユナイテッドと対戦 天皇杯県大会

サッカーの第23回県選手権大会・天皇杯JFA第98回全日本選手権県代表決定戦は6日、いわき市のいわきFCフィールドで準決勝1試合が行われ、前回王者のいわきFC(いわき市、東北社会人リーグ2部南)が7―1でメリー(福島市、東北社会人リーグ1部)を下し、決勝に駒を進めた。
13日に福島市のとうほう・みんなのスタジアムで行われる決勝は、3年連続で福島ユナイテッドFC(J3)といわきFCの対戦となる。午後2時5分試合開始予定。
「全員攻撃」メリーの守備破る
「決勝を見据えチーム全体で準備してきた。勝たないといけない試合だった」。福島ユナイテッドFCとの一戦に闘志を燃やすいわきFCのMF久永翼は、中盤後方から攻撃参加するなど、縦横無尽なプレーで勝利に貢献した。
いわきは2年連続で決勝への切符をメリーと争った。試合前、守備を固めた相手の陣形を警戒し「裏に抜けて崩そう」と意思統一を図ったが、守備を徹底したメリーに、いわきの前線は苦戦。メリーのGK佐藤大地の好セーブもあり、得点機で決めきれない場面が続いた。
試合が動くまで、久永が空いているスペースに抜け出し、相手DFの死角にパスを通すなど攻撃の起点となった。メリーに疲れが見え始めた後半は、前線でゴールを狙い2得点。「ボランチでも積極的に攻撃参加し、コンビネーションを活性化させる役割が果たせた」と胸を張った。
13日は敵地で"大一番"に臨む。2年前の福島との決勝は延長戦で惜敗、昨年は2―0で勝利した。「決勝は一発勝負。昨年以上に攻撃的に戦う」。3度目の顔合わせを前に、久永は自身を奮い立たせた。
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