いわきFCと連携へ 地域の恵み安全対策協、いわきライキ販売促進

 

 いわき産コシヒカリ「IwakiLaiki(いわきライキ)」の販売促進に向け、いわき地域の恵み安全対策協議会は年度内に、サッカーのいわきFC(東北社会人リーグ2部・南)と協定を結び、相互連携体制の構築を目指す。「IwakiLaiki」戦略ブランド化推進本部が28日にいわき市で開いた総会で決めた。

 協定締結を踏まえ、同本部はいわきFCにいわきライキ1年分(約3トン)などを贈呈し、チームの「食」を支援。いわきFCには各種イベントなどへの参加を通じて、いわきライキをはじめとする農産物のPRに協力してもらう方針。

 同本部は今年3月、昨年のいわきライキの年間販売量100万キロ達成を記念し、いわきFCを応援しようといわきライキ600キロを贈っていた。協定時期や内容は今後、同チームを運営するいわきスポーツクラブと協議する。

 総会ではこのほか、本年度の新規開発商品としてペットボトル入り無洗米の販売も決めた。実家を離れた大学生や若年層が対象の新商品として、新米が収穫される今秋のテスト販売を目指す。