いわきFCが好発進 サッカー社会人福島県大会

サッカーの第54回全国社会人選手権県大会は8日、いわき市のいわきFCフィールドなどで準々決勝4試合が行われた。この試合からの登場となった3連覇を目指す、いわきFC(東北社会人リーグ2部南)は喜多方FC(県社会人リーグ2部)を21-1で下した。
いわきは前半で11ゴールを奪い試合の主導権を握ると、後半も攻撃の手を緩めず点差を広げた。いわきのFW吉田篤志は5得点、FW片山紳は4得点した。喜多方は後半34分に、いわきの守備をこじ開けて1点を決めたものの、反撃もここまでだった。
準決勝は14日に同フィールドで行われ、いわきはFCアルカトラズ(県社会人リーグ1部)と対戦する。午前11時試合開始予定。第2試合のFCSfidante(県社会人リーグ2部)-相馬サッカークラブ(東北社会人リーグ2部南)は午後1時30分開始予定。
5得点吉田失点反省
いわきFCのFW吉田篤志は後半からの出場で5得点。際だった活躍にも「内容に満足いかない」と厳しく自己採点した。
味方のパスを確実にゴールにつなげた。相手DFがはじいたボールを冷静に決め、ドリブル突破からシュートを放つ場面もあった。しかし、「点は取れたが、守備で自分の役割を見失ってしまった」と反省点を口にする。チームはここ1カ月、守備の練習に比重を置いて試合に臨んだ。相手に1ゴールを許し、吉田は「練習が生かされなかった」と悔やんだ。
ゴールは奪ったものの、その形にも不満が残った。「本来はミドルシュートが自分の持ち味。それが出せなかった」と表情は晴れず、吉田は準決勝に向け「プレーをすべて修正する」と気合を入れ直した。
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