元日本代表・鈴木大輔選手が助言 いわきFCの練習参加

 
いわきFCの選手と汗を流す鈴木選手(左)

 サッカー元日本代表の鈴木大輔選手が、いわきFC(東北社会人リーグ2部南)の練習に参加し、選手にアドバイスした。

 鈴木選手は現在、スペイン2部リーグのジムナスティック・タラゴナに在籍している。いわきFCを運営するいわきスポーツクラブの親会社で、米スポーツ用品メーカー「アンダーアーマー」の国内総代理店ドームが鈴木選手をサポートしている関係から、鈴木選手が希望。10日から4日間、いわき市に滞在した。

 鈴木選手は「ピッチ内外に関わらず、常に考えながらサッカーと向き合ってほしい」とアドバイスした上で「若いころの勢いを思い出させてくれた」と話した。

 鈴木選手にクラブの印象などを聞いた。

 ―いわきFCを見て。
 「施設が充実していて一貫したトレーニングができる非常にいい環境だ。選手たちは若く、ぎらぎらしている子も多い」

 ―チームに触れて感じたことは。
 「若いころの勢いや、上のステージに行ってやるという強い気持ちを持って練習に打ち込む姿勢を忘れかけていた。それを教えてもらった」

 ―いわきFCがJリーグに上がるために必要なことは何か。
 「一人一人が目標を持ち、サッカーをしている目的が何なのか、常に向き合いながら練習していくことが大切」