【コラム】WALK TO THE DREAM-33 国際大会に出場し成長

 

 いわきスポーツクラブ・大倉智社長

 ◆パシフィックリム・カップ

 今年最初のコラムでは、2月8日から米ハワイ州で行われるパシフィックリム・カップ2019についてお話ししたい。

 アジアと北中米のクラブが対戦することで発展的なパートナーシップを築こうと昨年始まった。いわきFCとしても趣旨に共感して昨年から参加している。国際大会出場の経験は選手の成長に寄与すると考えているし、クラブが掲げる「グローバルスタンダード」の構築にも合致している。

 米国とカナダのプロチームが戦うメジャーリーグサッカー(MLS)は、2026年のサッカーワールドカップの開催地が両国とメキシコの3カ国に決まったこともあり非常に元気がいい。参加するチームの雰囲気なども勉強になるし、接点を持てる機会でもある。昨年も各国代表選手もいるチームを相手にフィジカルでは負けておらず、やってきたことが間違いなかったと感じた。今年もしっかり勉強してきたい。

 今大会は、ハワイ州のU―19で構成するハワイ・オールスターズと本県の浜通り地区の高校生でつくる浜通り選抜U―18による親善試合「ハワイ・オールスターゲーム」も見どころ。いわきFCのU―18からも3人が参加する。東日本大震災の被災地の子どもたちが元気にサッカーに取り組んでいる姿を世界中にアピールしていきたい。

 選抜チームもいわきFCも、胸に「元気」「WE PLAY ON」というメッセージを入れたユニホームを着用する。震災から間もなく8年になるが「私たちは元気に歩いています」という思いを込めた。各試合の模様は、いわきFCホームページからアクセスできる「有明放送局」でインターネット配信するので多くの人に見てもらいたい。

 本年も応援よろしくお願いします。

おおくら・さとし 川崎市出身。早大商学部卒。現役時はJリーグの柏レイソルやジュビロ磐田などでFWで活躍。引退後はセレッソ大阪チーム統括ディレクター、湘南ベルマーレGM、社長などを歴任し、一昨年12月から現職。49歳。