いわきFC勝利へ闘志 11日に3位決定戦、パシフィックリムカップ

アジアと北中米のサッカークラブが頂点を争う国際大会「第2回パシフィックリムカップ2019」最終日は10日(日本時間11日)、米ハワイ州ホノルルのアロハスタジアムで決勝と3位決定戦が行われる。
いわきFC(東北社会人1部)は3位決定戦でカナダのバンクーバー・ホワイトキャップス(MLS)と対戦する。午後2時30分(同11日午前9時30分)試合開始予定。9日(同10日)は開幕戦の先発を除いた選手がランニングなどで汗を流したほか、練習拠点となったルーズベルト高の生徒と交流した。
決勝はいわきを破った米国のレアル・ソルトレーク(MLS)とV・ファーレン長崎(J2)が対戦する。同日は試合に先立ち、浜通りの高校生選抜チームと現地ハワイの選抜チームとの親善試合も行われる。
いわきFCがオアフ島南東部にある噴火跡「ココへッド」付近で行った練習では、選手が急勾配のコースを全力で駆け上がり、足腰を鍛えた。
試合前日にもかかわらず、徹底的に体をいじめ抜いた。今季加入したDF附木雄也は「ハワイだから乗り越えられているという面もある」と厳しい練習にも環境の良さを実感。「いわきで強くなれなかったらどんなチームに行ってもだめ。自分を鍛えて早く試合で試したい」と10日(日本時間11日)に行われる、遠征の最後を飾る試合へ気持ちを高ぶらせた。
青学大出身のDF椿健太郎は「筋トレが趣味だったが、いわきではしっかり動作を組み合わせて筋力を鍛えるので違いが出る」と手応えを口にした。
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