いわきFC選手らが現場視察 福島第1原発の廃炉作業
東北社会人サッカーリーグ1部のいわきFC(いわき市)は1日、東京電力福島第1原発の廃炉作業の現場を視察した。選手らは廃炉の状況を確かめ、プレーで本県を盛り上げられるよう気持ちを新たにした。
同FCを運営するいわきスポーツクラブが毎年実施し、今年は全28選手、スタッフの計40人が参加した。
バスで構内を巡り、廃炉に向けた作業などについて説明を受けた。また、大型休憩施設で昼食を食べた。初めて廃炉資料館も見学し、田村雄三監督は「次の世代に伝えていく環境が整ってきていることも知った」と話した。
平沢俊輔主将は「廃炉に真剣に向き合っている人たちの存在を改めて感じた。福島県でサッカーをしている以上、事故をしっかりと知った上でプレーしていきたい」と気持ちを引き締めた。
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