いわきFCパーク2周年 大倉社長「スポーツするための健康を」

サッカーのいわきFCを運営するいわきスポーツクラブが国内初の商業施設複合型クラブハウスとしていわき市常磐上湯長谷町に開業した「いわきFCパーク」が15日、2周年を迎える。
大倉智社長(50)は、「老若男女幅広い年代に応じた健康プログラムを作り体を動かす機会を提供したい」と話し、スポーツと健康をテーマに掲げた3年目の取り組みを加速する。施設の運営について、大倉社長に聞いた。
―2年目を振り返って。
「年平均で30万人が来場する商業施設として、スポーツをキーワードに食事や買い物、運動を楽しんでもらっている。施設をきっかけにいわきFCが地域に愛されるチームになってきている。経済的、社会的な効果を実感している」
―3年目はスポーツと健康を前面に押し出す。
「『健康のためのスポーツ』ではなく『スポーツするために健康になる』という思考の転換を促して、市民の運動支援とスポーツの産業化につなげたい」
―これからどのような取り組みを進めるか。
「ジムを一般開放してサーキットトレーニングを展開したり、ヨガやランニング、高齢者向け健康教室を具体的に形にして運動のきっかけづくりを支えたい。施設を利用してもらう新しい仕組みも考えている」
◆開業2周年でイベント
いわきスポーツクラブはいわきFCパーク開業2周年で13~15日の3日間、市民やサポーター向けイベントを開催する。施設の魅力が詰まった遊び、食、運動を提供する。いわきFCのライセンス商品のアウトレットセールやいわきFCフィールドの無料開放などがある。
15日は、岩清水銀士朗同クラブCOO・マーケティング本部長と地域活動家の小松理虔さんがまちづくりをテーマに対談する。参加料は千円、学生500円。13日締め切り。
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