『健康元年』内容アップ!いわきFC・31日「プログラム開始」

 

 いわき市から委託を受けて市民の健康増進事業に取り組んでいるサッカーのいわきFC(東北社会人リーグ1部)は31日、本年度の「健康な身体づくりプログラム」を始める。2年目を迎える本年度は募集人数を拡大するほか、参加者により綿密な健康づくりについて助言するなど内容を充実させる。

 市は今年を「健康元年」と位置付け、各種施策を展開。いわきFCは昨年度、モデル事業として同プログラムを実施、高血圧予防や肥満の改善などに役立つ運動メニューを市民に提供した。

 本年度は、募集人数を昨年度の20人から10人増の30人に拡大。11月まで計12回にわたり実施する予定で、参加者の食生活、運動量などのデータで健康状態を把握、分析し、個別にアドバイスを送る。

 参加者は、チームドクターである斎田良知医師やトレーナーの指導を受け、いわきFCパークの設備を活用したトレーニングなどに取り組む。初回の31日は血液検査と身体測定を行い、2回目以降、体質や運動能力、目標体重などに合わせたメニューを設定する。また、いわきFCが持つ健康管理や食事に関するノウハウも紹介する。

 募集は23日午後6時まで。参加無料。申し込みはいわきFCの公式サイトで。問い合わせはいわきFCを運営するいわきスポーツクラブへ。