いわきFC7得点、2年連続3位 サッカー全国社会人選手権

 
【いわき―横浜】前半9分、右サイドから先制点となるミドルシュートを放ついわきのFWバイロン(右)=鹿児島県霧島市・国分運動公園陸上競技場

 サッカーの第55回全国社会人(全社)は16日、鹿児島県霧島市の国分運動公園陸上競技場で決勝と3位決定戦が行われ、東北代表のいわきFC(東北社会人リーグ1部)は3位決定戦で横浜猛蹴(たける)FC(神奈川、関東リーグ1部)に7―1で勝ち、2年連続で3位入賞を果たした。

 いわきの次の公式戦は、11月に秋田県にかほ市などで開幕する全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)で、同大会で2位までに入れば日本フットボールリーグ(JFL)に昇格できる。

 地域CLは11月8~10日に同市などで1次ラウンド、同20~24日にJヴィレッジ(楢葉町、広野町)で決勝ラウンドが行われる。

 いわきは過去4大会で最多となる1試合7得点を挙げ、横浜に快勝した。
 いわきは前半9分にFWバイロンのミドルシュートで先制すると、FW吉田知やMF寺村のゴールなど前半だけで5点を奪い、試合を優位に進めた。後半は平岡、片山と途中出場したFW2人が得点。守ってはPKによる1失点に抑えた。