いわきFC、負けられない戦い JFL昇格懸け「地域CL」挑む

 
JFL昇格が懸かる地域CLを前に、最終調整に励む日高(右)らいわきFCの選手たち=4日・いわきFCフィールド

 日本フットボールリーグ(JFL)への昇格を懸けた全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)の1次ラウンドが8日、秋田県にかほ市などで開幕する。東北社会人リーグ1部を無敗で制したいわきFC(いわき市)が悲願のJFL昇格に向け、全国の強豪との戦いに挑む。

 1次ラウンドの対戦相手は北海道リーグ無敗優勝の北海道十勝スカイアース、関東リーグ1部を制したボンズ市原FC(千葉)、全国社会人選手権(全社)王者のFCティアモ枚方(関西リーグ1部、大阪)の各チーム。市原と枚方には日本代表経験者も在籍するなど強豪ひしめく「死の組」だが、「強豪をたたいて波に乗る」とMF日高大(24)は闘志を燃やす。

 1位になれば決勝ラウンド進出が決まる連戦。今季は前線に人数を掛けた攻撃中に手薄なDF陣をカウンターで崩される失点パターンが課題となっていたが、田村雄三監督(36)は「リスクを負わなければ点は取れない」と攻撃的スタイルは変えずに大会へ臨む。全社後は、自陣に人数が少ない状態で攻撃を防ぐカウンター対策も磨いてきた。

 「レベルが高い試合をできれば、台風の被害を受けたいわきの人を勇気づけられる」。今季副主将を務めるGK坂田大樹(25)は集中を高める。チームは全社後、同市で物資の配布や災害ごみの搬出などのボランティアに取り組んできた。地域CLは「いわきを東北一の都市にする」というチームの目的と「選手として高みを目指す」という個人の目標に挑む戦いであると同時に地元いわきに明るい知らせを届ける戦いでもある。

 「一選手としても人生が懸かった戦い」と坂田は言う。1次ラウンドを勝ち抜けば決勝ラウンドの舞台はJヴィレッジ。慣れ親しんだスタジアムでJFL昇格をつかむ。

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