いわきFC、福島県民に『感謝』 内堀知事にJFL昇格確実報告

サッカーの全国地域チャンピオンズリーグ優勝で日本フットボールリーグ(JFL)昇格を確実にしているいわきFCの選手らが3日、県庁を訪れ、内堀雅雄知事に来季への意気込みを語った。
チームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長と、主将の平沢俊輔、平岡将豪、バスケス・バイロンの3選手が訪問。内堀知事は「台風19号の被害があった中、一戦一戦力を発揮し結果を出した。JFL昇格で地域に元気を与えたこともチームの理念にかなっている」とたたえた。大倉社長は「JヴィレッジでJFL昇格を決め、存在意義を示すことができた。JFLでも90分間倒れないサッカーを続けたい」と語った。
いわきFC「サポーターと一つに」
3日に内堀雅雄知事へ日本フットボールリーグ(JFL)昇格が確実になったことを報告したいわきFC。主将の平沢俊輔選手は「Jヴィレッジでチームとサポーターが一つになれたからこそ昇格できた」と県民に感謝し、「レベルの高い試合を楽しみに、JFL優勝を目指す」と躍進を誓った。
「慣れ親しんだJヴィレッジで昇格が決まった。サッカー人生でなかなか味わえない瞬間だった」。JFAアカデミー福島出身で攻撃陣の中心の一人である平岡将豪選手は11月の全国地域チャンピオンズリーグ優勝を振り返った。バスケス・バイロン選手は「チームのJFL昇格に貢献できてうれしかった」と語った。
岩清水銀士朗COO・マーケティング本部長が同席した。いわきのJFL昇格は5日のJFL理事会での承認を経て正式決定する。JFLは全国16チームが入り交じるアマチュア最高峰リーグ。いわきはさらに上のJリーグへの昇格を目指し「Jリーグ百年構想クラブ」認定も申請している。
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