【コラム】WALK TO THE DREAM-49 J3昇格への課題

 

 ◆いわきスポーツクラブ・大倉智社長

 来場者楽しめる企画を

 今年最後のコラムでは、来季の目標や戦い方などについて示したい。

 来季はいよいよ日本フットボールリーグ(JFL)に戦いの場が移る。アウェー15試合は青森県から宮崎県までと全国規模に広がり、相手チームも手ごわくなってくる。15試合のホームゲームの位置付けもさらに重要になってくる。

 JFLで4位以内に入ることが、J3昇格条件の一つだ。そのためには成績だけではなく、ホームゲームでの平均観客動員数2千人達成が条件になる。県民の皆さんに、いかにホームゲームに足を運んでもらえるかがポイントになる。

 これまでホームとしてきたいわきFCフィールドは人工芝のため、来季の試合会場としては使用できない。2千人以上を収容できる天然芝の会場の確保に向けいわきグリーンフィールドを中心にJヴィレッジスタジアムも検討している。来場者が千人を超える恒例のチャリティーマッチやドリームチャレンジ同様、試合だけでなく来場者に楽しんでもらえるイベントなどを企画していきたい。

 J3昇格については、日本サッカー協会の「Jリーグ百年構想クラブ」に認定されることも条件となる。ホームタウンやスタジアムなどさまざまな要件を満たすことが求められる。申請は既に済ませており、2月中旬のJリーグ理事会で承認の可否が決まる。

 来季のチーム編成のコンセプトは例年と変わらない。未来を常に見据え、魂のいぶくフットボールを体現できる選手で編成する。チームは生もの。チームを現状維持ではなく向上させていくためには選手、スタッフの出入りは仕方がない。新しいチームを楽しみにしていただきたい。

 来季を戦うチームは1月8日にスタート。来年も応援よろしくお願いします。

 おおくら・さとし 川崎市出身。早大商学部卒。現役時はJリーグの柏レイソルやジュビロ磐田などでFWで活躍。引退後はセレッソ大阪チーム統括ディレクター、湘南ベルマーレGM、社長などを歴任し、2015年12月から現職。50歳。