いわきFCフィールド「無料開放」始まる! 運動不足を解消へ

 
体を動かして遊ぶ家族連れ=いわき市、いわきFCフィールド

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響による小、中学校の臨時休校を受け、サッカーのいわきFCを運営するいわきスポーツクラブは19日、子どもたちに運動の機会を提供しようと、いわき市のいわきFCフィールドの無料開放を始めた。23日まで。

 イベントの自粛が相次ぐなど子どもたちの遊ぶ機会が減少していることを受け、適度な運動ができる場を提供しようと企画。感染症予防対策としてフィールド入り口にアルコール消毒液や正しい手洗いやマスクの着用方法などをまとめたチラシを設置している。

 19日は多くの子どもたちが訪れ、保護者と一緒に駆けっこなどを楽しんだほか、持ち込んだ縄跳びやフラフープなどで思い思いに体を動かした。子どもらと訪れた同市の女性(33)は「これまで外出を控え家では映画などを見て過ごしていた。子どもも運動不足だったので無料開放はありがたい」と話した。

 利用に年齢制限はなく、未就学児は保護者の同伴が必要。マスクの着用やアルコール消毒液の利用、手洗い、うがいの実施を呼び掛けている。37.5度以上の発熱やせきが出る場合は利用できない。