医療従事者に感謝の拍手 いわきに広がる輪、いわきFC選手も
新型コロナウイルス感染症に最前線で向き合う医療従事者に感謝の気持ちを伝える「クラップ・フォー・ケアラーズ」が、いわき市内で浸透してきた。
同市常磐湯本町の鶴のあし湯で5月29日に行われた活動では、いわきFCの選手ら過去最高の約50人が参加し、敬意を込めた拍手を響かせた。
いわき湯本温泉旅館の女将(おかみ)を中心とした「フラのまち宣言」推進委員会は、5月8日から毎週金曜日に常磐地区の名所で活動を繰り広げている。感謝の輪は地域に広がり、29日はいわきFCの大倉智社長と選手3人も参加した。
正午と同時にフラ女将や市民が一斉に拍手を繰り返した。いわきFCの田中龍志郎、片山紳、岩淵弘人の3選手も30秒間、人一倍大きな拍手で感謝の思いを表した。
片山選手は「医療関係者のおかげで生活できている。僕たちが参加することで勇気を与えられたらいい」と話した。
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