復興への貢献約束 いわきスポーツクラブ、双葉郡首長に

 
楢葉町を訪れ、松本町長に活躍を約束した大倉社長(左)

 サッカーJFLのいわきFCを運営するいわきスポーツクラブは9日、今季から拡大したホームタウンの双葉郡の首長と面会し、リーグ戦への意気込みを語り地域復興への貢献を約束した。

 新型コロナウイルス感染症の影響で開幕が遅れ、18日にJヴィレッジスタジアム(広野町)で戦う奈良クラブ戦が初戦となることから、大倉智社長と岩清水銀士朗COO(最高執行責任者)が双葉地方町村会などを訪問した。

 このうちJヴィレッジ立地町の楢葉町と広野町を表敬した大倉社長は、「一戦必勝の気持ちで臨む。ホームタウンも広がり、貢献できることにしっかりと取り組みたい」と、共に成長していく考えを伝えた。

 楢葉町の松本幸英町長は「町民の健康増進、スポーツ振興を掲げている町として歓迎する。しっかり応援していきたい」と話した。また、広野町の遠藤智町長は「J3へ力強く前進する姿が復興へ歩む住民を勇気づけ、将来を担う世代に夢と希望を届ける」と激励し、各首長がわがまちのチームとして一丸でサポートしていくことを約束した。