いわきFCコーチ「全身運動」指導 いわき学童野球連が教室

 
芳川コーチ(右奥)の指導の下、サッカーボールを走りながら捕球する運動に取り組む子どもたち

 いわき学童野球連合会は8月30日、いわき市のいわきFCフィールドで、サッカーいわきFCのコーチを講師に招いた体力・運動能力向上教室を開いた。市内の野球少年がプロのコーチの指導を通じ、全身運動の大切さを学んだ。

新型コロナウイルス感染症の影響で子どもたちの運動機会が減っている現状を受けて、いわきFCの協力で実施した。連合会の学童野球スポーツ少年団の6年生約80人が参加、いわきFCの芳川隼登パフォーマンスコーチが講師を務めた。

 芳川コーチは「野球がうまくなるには全身の力が必要」と、バランスよく体を鍛える重要性を説明。参加者はブリッジや逆立ち、上に投げたサッカーボールを走りながら捕球する遊びなど、全身の動作を盛り込んだメニューに取り組んだ。

 参加したいわき南野球スポ少主将の男子児童(勿来二6年)は「いろいろな部分を動かせて楽しかった。全身を鍛えて体を強くしたい」と話した。同連合会では今後、所属するスポ少の1~5年生を対象に運動の動画を限定公開し、子どもの体力づくりに役立ててもらう予定。