選手とスタンド清掃 「海ごみゼロデイ」ハーフタイムにクイズも

 
スタンドのごみ拾いに取り組む参加者たち

 いわき市のいわきグリーンフィールドで13日に行われたJFL第20節いわきFC―高知ユナイテッドSC戦は「第一生命プレゼンツ海ごみゼロデイ」として開催され、来場したサポーターたちが環境保護について考えた。

 プラスチックごみによる海の汚染について関心を高めてもらおうと企画。試合のハーフタイムに、プラスチックごみに関するクイズ大会が催されたほか、試合終了後のごみ拾いに、サポーターや選手らが参加した。

 クイズは丸ばつ形式で行われ、アクアマリンふくしま統括学芸員の岩田雅光さんが出題。プラごみが海の生き物に与える影響などについて解説した。また会場では、海ごみ削減「FUKUSHIMA」宣言に賛同した来場者先着500人に、缶バッジとエコバッグがプレゼントされた。

 試合後のごみ拾いには希望するサポーターや選手が参加し、スタンドでごみ袋を手に目を光らせた。家族4人で参加した主婦(37)は「プラごみ問題に関心があり、ごみ拾いに参加した。普段はエコバッグを使っている」と活動に賛同した。