サッカーのいわきＦＣを運営するいわきスポーツクラブ（いわき市）は１５日、日本プロサッカーリーグ（Ｊリーグ）に申請していたＪ３参入に必要なクラブライセンスが交付されたと発表した。同クラブは「（Ｊ入会に）必要な手続きは順調に進んでいる。後は、いま戦っている日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）で結果を残すだけ。関係者の方々の協力に感謝したい」とコメントを出した。

　同クラブは、５０００人以上の観客席確保などの施設基準を満たすＪヴィレッジスタジアム（広野町）をいわきＦＣのホームスタジアムとして６月に申請していた。申請は、同日のＪリーグ理事会で承認された。

　Ｊ３参入にはライセンスの取得に加え、今季のＪＦＬ成績で４位以内、「百年構想クラブ」を取得している計６チームの中で上位２位以内に入り、１１月の理事会で最終承認を受ける必要がある。

　「ホーム戦での観客動員数平均２０００人以上」の条件は、新型コロナウイルスの影響で、本年度に限り適用されない。いわきＦＣは同日現在、３勝２敗の５位。