復帰の吉田、1カ月ぶり実戦 リーグ戦へ切り替え

 
【いわき―青森】1カ月ぶりに復帰したFW吉田

 サッカーの第100回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は23日、広野町のJヴィレッジスタジアムなどで2回戦が行われた。本県代表のいわきFC(JFL)はJヴィレッジで青森県代表のラインメール青森(同)と対戦、3―0で敗れ、3年ぶりの3回戦進出はならなかった。

 いわきのFW吉田知樹がけがから復帰した。途中出場で約1カ月ぶりの実戦のピッチに。しかし、決定機はつくれず「何もできなかった」と表情は硬かった。

 鼻の骨を折った影響で、フェースガードを着用してのプレー。けがの痛みはなく、コンディションも万全だったが、「試合感がなかった」と久々の実戦に手応えをつかめず、得意のドリブルも封じられた。

 ただ、落ち込んでいるだけではない。「きょうのことは切り替え、リーグ戦でしっかり勝てるよう準備したい」。27日に同じ会場で行われる次戦を見据えた。