【コラム】WALK TO THE DREAM-59 観客動員

 

◆いわきスポーツクラブ 大倉智社長 

◆仙台戦2000人集客したい

 コロナ禍でのJFLが有観客試合となった。入場制限が緩和されて初めてのホーム戦だった9月6日のホンダロック戦は、いわきグリーンフィールドに1162人が来場した。この数は有観客で行われたこの日のJFL6試合の中でも群を抜く多さだった。

 9月のホーム3試合はいずれも1000人前後で、検温や入場者数など制限がある中でJFL上位の数字を確保しており、来場者の皆さんに感謝している。この数字は、今のいわきFCにとって、運営面でも反応がはっきり見え、Jリーグ入りに向けて前向きな検証ができている。

 ただ、今年J3に昇格した今治FCはJFLで3000人を超えていた。いわきFCも東北社会人リーグでいわきFCフィールドに1000人超が来場していたし、慈善試合の時も2000人は入っていた。ここからどう増やしていくかが重要になっていく。Jリーグのホームタウンに対する来場者数の比率を独自で調べたところ、いわきFCの場合、いわき市・双葉郡をホームタウンとしてJ3で1700~2000人入るのが妥当と割り出された。J2で5300人、J1では1万人超えになる。

 試合をライブ配信しているJFLチャンネルもいわきFC戦の視聴数が圧倒している。ライブは3桁、過去の試合の再生回数は1万件を超える試合も多く、全国的にいわきFCに対する関心の高さが表れているのではないか。

 基盤はできつつあるが、運営側の思惑と来場者数にまだまだ隔たりがある。これからもっとスタジアムに足を運んでもらって地元にこんなに楽しい非日常空間があるんだと体感してもらい、生活にいわきFCがあるという雰囲気を広げていきたい。18日のソニー仙台戦は2000人を目指して集客したいね。