健康プログラム始動 いわき市と連携、市民の健康向上へ

 
いわきFCパークでプログラムに参加する市民

 いわき市は10日、サッカーのいわきFCを運営するいわきスポーツクラブと連携し、市民に正しい運動方法や食生活などを学んでもらうプログラムを始めた。初日は同市のいわきFCパークで、メタボ改善コースの参加者がプログラム提案の参考にする採血や血圧などの検査を行った。

 市民の健康向上を目的に、最先端の知識を活用して個別データに基づいた正しい運動、食事、睡眠を組み合わせた健康プログラムを提案する。メタボ改善をはじめ、ダイエット、ボディーメイク、ヨガの4コースで事前応募した計約70人が参加している。

 プログラムは12月26日まで計11回実施する予定で、今後、採血などのデータを基に、参加者に運動指導や個別の食生活への助言を行う。新型コロナウイルスの感染対策として「3密」を避けるため、オンラインでの指導を中心に実施する。