スポーツ満喫!福西さんとサッカー いわきドリームチャレンジ

 
子どもたちにサッカーの技術を教える福西さん(左)=21世紀の森公園

 スポーツ体験やステージなどを楽しむイベント「いわきドリームチャレンジ2020」は7日、いわき市の21世紀の森公園で始まった。参加者がサッカーをはじめとした競技に触れ、スポーツを満喫している。8日まで。

 サッカーのいわきFCと協力し、地域活性化を目指す「スポーツによる人・まちづくり推進協議会」の主催、浜通り交通の特別協賛。スポーツを通じた復興や地域活性化を目的に2016(平成28)年から毎年実施している。入場者の検温など新型コロナウイルス感染症対策を講じて開かれた。

 初日はサッカー元日本代表MFの福西崇史さん(44)を講師に迎えた小学生対象のサッカー教室や、いわきFCを運営するいわきスポーツクラブが展開する子ども向けの運動教室「いわきスポーツアスレチックアカデミー(ISAA)」の体験会などを行った。

 福西さんは、子どもたちに周囲を見ながらボールを蹴ることや空いたスペースを探して走り込むことなどサッカーの基礎を伝え「一つ一つが積み重ね。みんなが上手になったら勝負しよう」と激励。参加した同市の女子児童(8)=豊間小2年=は「福西さんはリフティングがうまかった。上手に蹴る方法を教わった」と目を輝かせていた。