ＪＦＬ２年目に臨むサッカーのいわきＦＣは１１日、いわき市の赤井嶽薬師常福寺で必勝を祈願した。チームはリーグ優勝とＪ３昇格を誓った。

　いわきは２０１６（平成２８）年の本格始動から毎年、同寺で必勝祈願を行っている。今年はチームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長や田村雄三監督、選手、スタッフら約４０人が参加。上野宅正住職が護摩祈祷（きとう）を行った。

　主将のＭＦ山口大輝は「昨年より全体の筋力が上がっている。開幕まで残り１カ月で連係を高めたい」と意気込んだ。チームは週１回練習試合をこなして調整を進めており、田村監督は「試行錯誤しながら選手を鍛え抜きたい」と開幕を見据えた。

　いわきは３月１４日に開幕戦を迎え、同市のいわきグリーンフィールドでヴィアティン三重と対戦する。また、今月２８日には広野町のＪヴィレッジスタジアムでＪ３福島ユナイテッドＦＣと練習試合を行う。いずれも午後１時キックオフ予定。