【選手の横顔①】MF・嵯峨理久 細部に気が回る洞察力

 
積極的な動き出しが特長の嵯峨

 サッカーいわきFCの2021年シーズンが開幕した。J3昇格を目指し、今季JFLを戦っている選手の横顔を隔週で紹介する。

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 青森山田高で全国優勝を経験し、仙台大ではサッカー部全体のキャプテンとして約180人の部員を束ねた注目選手。大学時代には「多い時は一日にシュートを400本打っていた」と語るように、持ち前の真面目さがプレーににじみ出る。

 真面目だけではなく、ユーモアも光る。新体制発表会では田村雄三監督が田中龍志郎選手を呼ぶ時の様子をまね、チームが動画投稿サイト「ユーチューブ」で展開する「サトシの部屋」では渡辺匠コーチの所作をまねるなど、鋭い観察眼を発揮しつつ、場を和ませるキャラクターだ。

 細部に気が回る洞察力が競技にも生きる。今季から起用されている右サイドバックでの動きを学ぶため、海外やJ1の試合を観戦。同ポジションの選手を注意深く観察してプレーに生かす。「知識を深めて武器の積極性を発揮したい」と力を込める。

 さが・りく 青森県出身。22歳。青森山田高3年時に、同高初の高校選手権優勝に貢献した。