いわきFC、PK戦でソニー仙台に惜敗 天皇杯サッカー1回戦

 
ソニー仙台にPK戦で敗れ、がっくりと肩を落とすいわきFCイレブン=いわきグリーンフィールド

 サッカーの第101回天皇杯全日本選手権は22日、いわき市のいわきグリーンフィールドで1回戦が行われ、本県代表のいわきFC(JFL)は宮城県代表のソニー仙台FC(同)と対戦、延長を終えて2―2からのPK戦で、2―4で敗れた。

 いわきは0―0のまま迎えた後半40分、前線に上がったDF日高大が左足で豪快にゴールネットを揺らし先制した。試合終了まで残りわずかだったが、後半ロスタイムのコーナーキックから失点し、延長戦に突入した。

 延長前半11分にはソニー仙台のMF佐藤碧にミドルシュートを決められ勝ち越されたが、粘るいわきは同後半10分、MFバスケス・バイロンのクロスに途中出場のMF谷村海那が頭で合わせ、同点に追い付いた。PK戦は、先攻のいわきは1人目が決めたがその後2人が外し、ソニー仙台は4人全員が成功させた。

 いわきとソニー仙台が天皇杯で戦うのは2018(平成30)年以来3年ぶり。前回も1―2でいわきが敗れた。

 試合は新型コロナウイルス感染対策を講じた上で有観客で開催。708人が来場した。