いわきFCに「J3資格」 2年連続交付、参入条件またクリア

 

 Jリーグは28日の理事会で、日本フットボールリーグ(JFL)のいわきFCに、J3参入のためのクラブライセンスを交付することを決めた。交付は2年連続。クラブは来季のJ3参入を目指しており、これで参入に必要な四つの条件のうち「百年構想クラブの認定」に続いて二つ目をクリアした。

 残る条件は11月末に開かれる理事会での入会承認と、今季リーグ戦の成績の二つとなる。リーグ戦では全体の4位以内かつ百年構想クラブ(7クラブ)の中で2位以内に入る必要がある。いわきは現在、14勝6分け2敗で首位に立つ。交付決定を受け、クラブを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長は「地元の支えがなければライセンス交付はあり得なかった。行政やスポンサー、何よりサポーターの期待に応え、恩返しをしたい」とコメントした。