サッカーＪＦＬは１４日、今季リーグ戦の表彰者を発表し、優勝したいわきＦＣのＭＦ山下優人を最優秀選手賞（ＭＶＰ）に選んだ。いわきからはこのほか、ＭＦ嵯峨理久が新人王を受賞した。

　ベストイレブンには山下、嵯峨、ＦＷ古川大悟、ＭＦ日高大の４選手、優勝監督賞に田村雄三監督が輝いた。

　山下は、豊富な運動量を生かして攻守でチームの優勝に貢献し、リーグ後半戦はゲームキャプテンも務めた。チームで唯一の全試合フル出場も果たした。全試合に出場した嵯峨は、右サイドバックとサイドハーフをこなし、８得点を挙げた。古川はチーム内得点王の１１ゴール、２年連続３度目の選出となった日高は左サイドバックとして攻撃的なサッカーを率いた。

　ＭＶＰの山下は、ＪＦＬが動画投稿サイト「ユーチューブ」のＪＦＬ公式チャンネルで公開した動画で「栄誉ある賞をいただきありがたい。Ｊリーグでも、優勝したチームに恥じないようなプレーをしたい」とコメントした。