いわきFCにGK田中が完全移籍 秋本氏はスプリントコーチ就任

 

 サッカーのいわきFCを運営するいわきスポーツクラブは27日、選手1人の移籍などを発表した。J3のAC長野パルセイロのGK田中謙吾(31)が完全移籍で加入すると発表した。メディカルチェック後に正式契約を結ぶ。

 田中は神奈川県出身で身長186センチ、体重78キロ。近距離からのシュートストップにたけている。田中は「ピッチで自分らしく身体を張って仲間を鼓舞しゴールを守る」とコメントした。

 また、スプリントコーチに大熊町出身の秋本真吾氏(39)が就任する。秋本氏は双葉高卒、国際武道大大学院修了。陸上の400メートル障害選手として活躍した。

 引退後はスプリントコーチとしてプロ野球球団やサッカー日本代表選手、Jリーグ選手などプロアスリートへ走り方を指導している。

 秋本氏は「浜通りのJリーグクラブに『走り』を通じて携われること大変光栄。『日本のフィジカルスタンダードを変える』というクラブ理念達成へ『スプリント』で貢献する」とコメントした。

 また、ストレングスアドバイザーに、いわき市出身でオリンピック強化スタッフや日本野球連盟医科学委員などを歴任した鹿屋体育大客員教授比佐仁氏(73)が就任すると発表した。