いわきＦＣを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長は２８日、県庁を訪れ、内堀雅雄知事にＪＦＬ優勝と来季からのＪ３昇格を報告した。

　大倉社長は「（７位に終わった）昨年のＪＦＬの悔しさをチームが晴らしてくれた。来年は『らしさ』を忘れずに、Ｊ３で暴れたい」と意欲を語った。今季で監督を退任する田村雄三氏は「２点取られても３点取り返すような、攻撃的サッカーを目指した。そのベースはつくれたかなと思う」と振り返った。

　内堀知事は、いわきグリーンフィールドで行われたリーグ最終戦に観客２４５１人が詰め掛けたことに触れ、「コロナ禍での人数で重みが違う。敬意を表する。来季は２５００人を超えるような風景も見えてくると思う。生き生きとプレーしてほしい」と期待を口にした。

　同クラブの岩清水銀士朗経営企画室長が同席した。