確定申告「スマホ申告」を体験 いわきFCの宮本、鈴木選手

 
スマートフォンなどを使った確定申告書の作成に挑戦する宮本選手(左)と鈴木選手(右奥)

 サッカーJ3のいわきFCは27日、いわき市のいわきFCパークで、スマートフォンやタブレット端末を利用した確定申告「スマホ申告」を体験した。

 FW鈴木翔大、MF宮本英治の両選手が、インターネットによる国税電子申告・納税システム「イータックス」での確定申告書の作成に挑戦した。イータックスの、スマートフォンやタブレット端末のカメラで源泉徴収票を読み込むことで必要事項を自動入力できる機能などを体験した。

 申告書作成会場に行かずにいつでも申請できる点が新型コロナウイルス感染症対策にもつながるとして、いわき税務署はスマホ申告の利用を広く呼び掛けている。

 宮本選手は「スマートフォンから申請できるとは知らなかった。ぜひ利用したい」、鈴木選手は「コロナ下に自宅から申請できるのは便利」などと話した。

 同署によると、本県で自宅などから同システムで確定申告を行った2020(令和2)年分の利用人数は約8万2000人で、全体の27・1%という。