いわきFC展望を解説 ICT産業協セミナー、大倉社長が講演

 
ズームで講演する大倉社長

 いわきICT産業協議会(鷺弘樹会長)は17日、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」での特別セミナーを開き、今季からサッカーのJリーグに参戦するいわきFCの展望に理解を深めた。

 年1回の公開セミナーで会員と一般市民ら約70人が聴講した。いわきFCを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長(52)が「THE IWAKI WAY―人づくり・まちづくり」と題して講演した。

 2015(平成27)年の設立当初から同クラブを経営してきた大倉社長はこれまでの歩みを振り返りながら、「スポーツで社会価値を創造するのが目的。Jリーグはその手段でしかない」と強調した。さらに世界を目指す選手に「選ばれるクラブになりたい」と述べた。また、遊びながら体力を付ける小学生以下を対象にしたプログラムの取り組みを紹介した。

 引き続き、パネルディスカッションで鷺会長をコーディネーターに大倉社長と鬼沢浩正、鈴木雅之両副会長、大和田宏理事が人材育成などをテーマに意見交換した。