「いわきFC応援デー」開始 市職員がユニホーム着用し業務

 
いわきFCのユニホームで業務を行う職員=いわき市役所

 サッカーJ3のいわきFCを後押ししようと、いわき市は15日、ホーム公式戦前の金曜日に賛同職員がユニホームなどを着用して業務を行う「いわきFC応援デー」を開始した。また内田広之市長は同日、Jリーグ昇格に伴いアウェーチームの観客が増えることを想定した「おもてなし」の事業に取り組む考えを示した。

 応援デーは、いわきFC応援の機運を盛り上げる目的で導入した。初日は市のスポーツ振興課の職員らが、赤いユニホームを身にまとって業務を行う姿がみられた。今後は専用の応援Tシャツを作成するなどして参加職員を増やしたい考えだ。

 またおもてなし事業については、市内宿泊施設でのドリンクサービスや宿泊プランの創設、観光コース設定などの案が出ており、市はいわきFCや関係団体とつくる協議会で正式に事業を決定し、順次取り組む方針。内田市長は「観光面でもいわきFCと一緒に盛り上げていきたい」と話した。