「勝ち栗」でJ2必勝!いわきFC選手ら祈願 赤井嶽薬師常福寺

 
旧磐城平藩安藤家に伝わる験担ぎ「勝ち栗」で今季の必勝を祈願したいわきFCの選手ら=26日午前、いわき市・赤井嶽薬師常福寺

 サッカーのいわきFCは26日、いわき市の赤井嶽薬師常福寺で今季初挑戦となるJ2での必勝を祈願し、選手らが一戦一戦全力で戦い抜くことを誓った。

 チームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長や村主(すぐり)博正監督、選手、スタッフら45人が参加。上野宅正住職が護摩祈とうを行った。選手らは旧磐城平藩安藤家に伝わる出陣の作法にならい、「勝ち栗」を食べて士気を高めた。

 主将のMF山下優人は「J2はレベルが上がる。自分たちの力でどこまで戦えるかわくわくしている」と闘志を燃やす。村主監督は「自分たちのサッカーで頂点を目指していきたい」と語った。また、大倉社長は「いわき市、双葉郡、浜通りのみならず、県を背負って戦いたい」と意欲を示した。

 いわきFCは2月18日に開幕戦を迎え、ホームのいわきグリーンフィールドで藤枝MYFC(静岡県)と対戦する。午後2時開始予定。また、今月29日からは6日間の日程で、鹿児島県で開幕前キャンプを行う。