プレーできる日常に感謝 震災12年、いわきFC選手ら黙とう
福島県内スポーツ界からも東日本大震災から12年に合わせて黙とうなどがささげられた。
震災後にいわき市を拠点に発足したサッカーJ2のいわきFCの選手らは11日、午後2時46分に合わせて同市のいわきFCフィールドで黙とうを行った。トップチームとユースチームの選手のほか、クラブ職員やサポーター合わせて約200人が参列した。フィールド中央に設置された献花台に花を手向けた後、海に向かって黙とうした。
チームの主将を務めるMF山下優人選手(26)は震災当時、中学2年生だった。千葉市にいたが停電の影響から練習場が使えず、約1カ月間は公園でランニングをする日々が続いたという。「(震災発生当時は)『こんなことが起きるのか』と思ったことを鮮明に覚えている。震災のことを忘れず、日常に感謝してプレーしたい」と語った。
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