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　猪苗代湖の天神浜付近に冬の風物詩「しぶき氷」が姿を現し始めた。寒さ厳しい自然がつくり出す芸術が冬の湖を演出している。

　しぶき氷は、冷たい強風で湖の水しぶきが湖岸の木の枝などに降り掛かり、凍り付いてできる。

　猪苗代湖の自然を守る会代表の鬼多見賢さんによると、今季は湖の水位が高いため、しぶき氷の出現が例年より２週間ほど遅いという。

　それでも徐々に水位が下がっており、１３日は大きなもので長さが約１メートルにまで成長した。鬼多見さんは「これからだんだん大きくなる可能性がある」と話した。