【動画】「イチゴ狩り」楽しむ 相馬・和田観光苺組合ハウス

 

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 東日本大震災の津波でハウス倒壊などの被害を受けた相馬市沿岸部の和田観光苺組合のハウスで18日、今季のイチゴ狩りが始まった。震災後、ヤシ殻の培地で放射性物質の影響を受けにくい水耕栽培のハウスも新設した。入園者は震災後に激減したが、回復の兆しを見せている。

 開園式では岩本孝組合長が「風評被害の払拭(ふっしょく)に向けて頑張っていく」とあいさつ。佐藤憲男同市副市長らがテープカットした。招待された保育園児らは口いっぱいにイチゴをほお張り、武野優花さん(6)は「自分で取れるのが楽しい」と笑顔を見せた。

 5月31日まで毎日開園。入園料は30分食べ放題で3月31日までは1400円(幼児は半額)。シーズンにより変動する。