「仏像」うまく描けた!興福寺と会津展 鉱物から絵の具を作る

 
孔雀石を砕いて絵の具を作る親子

 県立博物館(会津若松市)で開催中の福島復興祈念展「興福寺と会津~徳一(とくいつ)がつないだ西と東」に合わせ、「福島の孔雀(くじゃく)石でほとけさまを描こう」と銘打ったワークショップは14日、同館エントランスホールで開かれた。

 孔雀石は、緑色の岩絵の具を作る原石で、古来、日本画の顔料などに使われてきた。ワークショップでは、参加者らが、同館学芸員の猪瀬弘瑛さんや塚本麻衣子さんの指導で、キラキラと輝く孔雀石を細かく砕き、にかわと混ぜて緑色の絵の具を作った。それらの絵の具を使って仏像やハスの花などの絵を思い思いに描いた。

 鉱物の雲母をかけて輝かせる技法も体験。郡山市の女性(36)は「絵の具が鉱物からできているということを、子どもたちに知ってもらういい機会になった」と話した。同市の女性(78)は「絵が得意ではないが、うまく描くことができた。大きな病気をしたこともあり、仏像を見ると心が癒やされます」と話した。

 「興福寺と会津」展は福島民友新聞社、福島中央テレビ、県立博物館でつくる実行委員会の主催。会期は8月18日までで、休館日は16、22、29日、8月5日。