セシウム吸着装置「サリー2」運転開始 福島第1原発・汚染水

 

 東京電力は福島第1原発で出た汚染水から放射性セシウムを吸着する3台目の装置「サリー2」の運転を始めた。既設の2台と合わせて機器トラブル時の作業停滞のリスク軽減や、汚染水処理の加速化を図る。

 サリー2は1日当たり360トンの汚染水からセシウムを吸着する。大雨の時は処理量を600トンに増やす。1台目の「キュリオン」、2台目の「サリー」と合わせ1日当たり最大2400トンの処理が可能になった。

 サリー2は当初、昨年8月に運転開始予定だったが、セシウムの除去性能が基準に満たず、機器の性能向上などに時間を要していた。